畑の農作物を荒らすハクビシンの駆除方法を考える前に知っておくべきこと~その1~
ハクビシンというのはジャコウネコ科ハクビシン属に分類される動物で、日本にいる唯一のジャコウネコ科の哺乳類なのだそう。
在来種なのが外来種なのかがはっきりしないため「外来生物法」の基準から外れてしまうため、勝手に駆除が出来ないことになっています。
畑の農作物が荒らされてしまった、家の天井裏などに住み着いて糞尿などの被害やにおい・柱や木をかじってしまうといった実害があること、さらに、各自治体に駆除の申請を出し、都道府県知事の許可をもらって初めて駆除に至ります。
自治体は専門業者を派遣して調査の上駆除をする流れとなりますが、あくまでも被害にあった人の申請があり、しかも駆除のための方法の一つである設置した罠にエサを毎日自前で設置し、見回りをする、などの協力が出来るかどうかが自治体にお願いして駆除してもらう基準となります。
畑の農作物を荒らすハクビシンの駆除方法を考える前に知っておくべきこと~その2~
畑の農作物を荒らすハクビシンの駆除方法を考える前に知っておくべきこととして、自治体に申請して許可が出たら駆除に入ることをお話ししましたが、自治体が派遣した業者であっても専門業者に任せっきりで自分で何もしないのではまた同じような被害に遭う危険があります。
ハクビシンは畑の果実・野菜など甘いものを好む傾向があり、ある年のハクビシンによる農作物の被害総額は4億円以上にも上りました。
ハクビシンを駆除というより畑に寄せ付けない工夫が必要になるわけです。
便利なグッズが販売されており、例えば「ハクビシンの嫌いな色・臭いのシートを畑の柵などに吊り下げて使うもの」や、「ソーラー充電式による超音波・強力フラッシュライト・威嚇音によって撃退する方法」といったハクビシン撃退商品も販売されています。
畑の農作物を荒らすハクビシンの駆除方法を考える前に知っておくべきこと~その3~
畑の農作物を荒らすハクビシンの駆除方法としては自治体に申請後自治体の派遣した専門業者と協力しながら捕獲する、捕獲後は自分で対策グッズなどを購入して撃退をし続ける、というお話をしましたが、こういった面倒なことを一切引き受けてくれる業者に始めから依頼する方法もあります。
つまり、「役所への害獣捕獲申請の代行」「捕獲する罠の設置」「捕獲後の処理」といった一連の流れを全て代行してくれます。
この専門業者以来のポイントは「実績のある業者か」「法的な手続きをきちんとやってくれるか」「明朗会計」の3点を見極めて業者選びをしましょう。
数社の見積もりを取り、検討することをおススメします。
通常、費用は10万円前後の業者が多いようです。
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